01VTube Studio ってどんなソフト?
VTube Studio(VTS)は、Webカメラやスマホの顔認識を使ってLive2Dモデルを動かせる、Vtuberの定番ソフトです。無料で始められて、Steam・iPhone・Androidに対応。個人配信者の8割以上が触ったことのある定番ツールです。
- ✓Webカメラ1台でOK。高精度にしたいときはiPhoneを併用
- ✓背景透過&OBSに直接送れる(Spout2 / NDI / クロマキー)
- ✓Live2Dの
.model3.jsonがそのまま読み込める - ✓無料版でも十分配信可能。透かしは出ない
💡 ひとことメモ
02導入手順(PC / iPhone / Android)
PC版(Steam)
- Steamで「VTube Studio」を検索
- 「ライブラリに追加」→ インストール
- 無料でDL可、課金は任意
無料版でも商用配信OK。「Tips Jar」は応援用です。
iPhone / iPad
- App Storeで「VTube Studio」検索
- 無料DL
- 顔認識精度が一番高い(推奨)
iPhone X 以降の TrueDepth カメラ搭載機種推奨。
Android
- Google Playで「VTube Studio」検索
- 無料DL
- カメラ性能で精度が変わる
古い端末は動作が重いので注意。
⚠️ つまずきポイント
03初回起動と日本語化・カメラ選択
起動 → 言語を日本語に
右上の歯車「⚙ 設定」→ 一番上の Language から「日本語」を選択。即時反映されます。
カメラ/トラッキング方式を選ぶ
「設定 → 顔トラッキング」で、最初に カメラの種類を決めます。
- ✓Webcam(PC内蔵 or 外付け)— 一番手軽
- ✓iPhone / iPad — Wi-Fi経由で高精度トラッキング
- ✓NVIDIA RTX — RTX搭載GPUのみ、AIトラッキング
💡 おすすめ
カメラのプレビューが映るか確認
プレビュー画面に自分の顔が出ればOK。出ないときは「カメラ権限」を疑います。
⚠️ よくある失敗
・他のソフト(Zoom / OBS仮想カメラ等)がカメラを占有している
・ノートPCのカメラがプライバシーシャッターで物理的に閉じている
04Live2Dモデルの読み込み方
VTube Studioにはサンプルモデルが入っていますが、自分のモデルを入れたいですよね。手順はとってもシンプル。
📂 まずはフォルダ構成をチェック
モデル制作者から受け取ったフォルダの中に、こんなファイルが入っていればOKです。
MyAvatar/ ├ MyAvatar.model3.json ← VTSが読むのはコレ ├ MyAvatar.moc3 ├ MyAvatar.physics3.json ├ textures/ │ └ texture_00.png └ motions/ (オプション)
.model3.json があるフォルダごとVTSに読み込ませるのがコツです。
📦 モデルフォルダを VTS に入れる
- 1VTSをいったん終了します
- 2VTSフォルダ内の
…/StreamingAssets/Live2DModels/を開く(Steam版は 右クリック → 管理 → ローカルファイルを閲覧 でも開けます) - 3その中に モデルフォルダごとコピー
- 4VTSを再起動 → 左サイドの「モデル一覧」アイコンから選択
⚠️ ここでよく詰まる!
- ファイルだけコピーするとNG。フォルダごと必須
- フォルダ名・ファイル名に 全角スペースや特殊記号があると認識されないことがある
- iPhone版は iCloud Drive 経由か「ファイル App」からインポートする
😢 モデルが表示されないときのチェックリスト
- ✓
.model3.jsonが直下にあるか - ✓テクスチャ画像のパスがズレていないか(フォルダ移動でリンク切れ)
- ✓Cubism Editor のバージョンが古すぎないか(VTSは Cubism 4 / 5 系対応)
- ✓モデル容量が極端に大きく、読み込み中で止まっていないか
05顔トラッキングの調整
表示はできた!でも「口がうるさい」「目が勝手に細くなる」「首が傾きすぎ」──ここを直すと一気に自然になります。
👄 口パクが過剰
「設定 → トラッキング → MouthOpenSmoothing」を上げる。感度(Sensitivity)は 0.6〜0.8 あたりが自然。
👀 目の開閉がチカチカ
「EyeOpenSmoothing」を上げ、EyeOpenInputCutoff を少し上げると瞬きが安定。
🙇 首の傾きが激しい
HeadAngle X/Y/Z の Strength を 0.6〜0.7 に。動きが大人しくなります。
😶 表情がブレる
FaceAngle系の Smoothing を 0.6 以上に。配信中の手ブレも吸収されます。
💡 コツ
06iPhone高精度カメラと連携
「もっと表情豊かに動かしたい!」そんなときはiPhoneをトラッキングカメラとして使うのが最強です。
PCとiPhoneを 同じWi-Fi につなぐ
※ 5GHz / 2.4GHz で別ネットワーク扱いになっている場合があるので注意。
iPhone側のVTSを起動 → 設定からIPを確認
iPhoneのVTS画面に表示される IPアドレス(例:192.168.1.10) と ポート番号(例:21412) をメモ。
PC側VTS:トラッキング → iPhone を選択
「Connect to iPhone/iPad」に上記IPとポートを入力 → 接続!
⚠️ つながらないとき
- PC・iPhone どちらも同じWi-Fi(同じSSID)か再確認
- Windowsファイアウォールで VTube Studio を許可
- VPNを切る(自宅Wi-Fiの判定がVPN先になりがち)
iPhone をスタンドで顔の正面に固定
距離は 30〜50cm、目線の高さがベスト。卓上三脚+充電ケーブルで運用すると安定します。
07表情・モーションのホットキー
「笑顔」「赤面」「泣き顔」など、Live2Dモデルに用意された表情をキー1つで切り替えられます。
設定の流れ
- 1左メニュー「ホットキー設定」を開く
- 2「+」で新規ホットキー追加
- 3動作タイプを選ぶ(表情切替 / アニメーション再生 / アイテム表示 など)
- 4キーを押して登録(例:F1 = 笑顔、F2 = 赤面)
- 5保存して、配信中にキーで発火!
💡 配信向けおすすめ割り当て例
- F1:笑顔 F2:赤面 F3:泣き
- F4:手を振る F5:拍手
- F12:モデル位置リセット(必須!)
08OBSに透過で映す
背景を消して、ゲーム画面の上にモデルだけを乗せたい!代表的な方法は3つです。
Spout2 で透過配信
- 1OBSに obs-spout2-plugin を導入
- 2VTS側:「設定 → Spout2 出力」を ON
- 3OBS → ソース「+」→「Spout2 Capture」→ VTube Studio を選択
- 4完了!背景透過のままモデルが乗ります
※ 一番安定。Windowsならまずこれ。
⚠️ つまずきTOP3
- OBSの「ウィンドウキャプチャ」で 真っ黒になる → キャプチャ方式を「Windows 10 (1903以降)」に切り替え
- Spout2が出ない → OBS と Spout プラグインの 32bit/64bit が一致しているか確認
- 透過にならない → VTSの「背景を透明」が ON か再確認
09配信前 最終チェックリスト
「いざ配信!」の前に、これだけ確認しておけば事故りません。
- モデルが正しく表示されている(テクスチャ崩れなし)
- 口パク・瞬き・首の動きが自然
- 表情ホットキーが全部発火する
- OBSにモデルが表示されている/背景透過になっている
- マイク音量・BGM音量・モデル位置のバランスOK
- 部屋の照明が顔に均一に当たっている(影が出ない)
- PCの通知をOFF(Discord・Slack・Windows通知)
- 配信タイトル・サムネ・概要欄を準備済み
0 / 8 完了
10よくあるトラブルQ&A
Aテクスチャのパスが壊れている可能性大。Cubism Editor で 「ファイル → 組み込み用ファイル書き出し」からやり直して、フォルダごと差し替えましょう。
A①Windows設定の「プライバシーとセキュリティ → カメラ」でVTSを許可 ②他のアプリ(Zoom/Teams/OBS仮想カメラ)を終了 ③USBカメラなら別ポートに差し替え。
A多くの場合は Wi-Fi周波数帯ちがいか ファイアウォール。一度PC・iPhoneのVTSを再起動して、ファイアウォールでVTSを「プライベートネットワーク許可」にしてみてください。
AOBSのソースを右クリック →「オーディオの詳細プロパティ」で 同期オフセットを調整。Spout2/NDIは映像のみ送るので、音声は別ソースで管理します。
A①VTSのFPSを30に下げる ②モデル解像度を抑える ③OBSのキャンバスを1920×1080に固定 ④バックグラウンドアプリ(Chromeタブ大量)を整理。
Aホットキーで「位置リセット」を必ず作っておく(推奨:F12)。配信開始前にこれを一回押すクセを。
AVTube Studio 自体は 個人配信・収益化OK。ただし Live2Dモデルの利用規約はモデル制作者によって違うので必ず確認を。
